Well-being (幸福)
私が精神疾患を発病した当時は、頭がおかしくなったなど様々な事を言われて、ショックでした。現在は4人に1人が一生涯のうちに精神疾患を発病するそうです。精神科・心療内科などが数多く出来ました。もはや、精神疾患は特別な病気ではなく、誰もが発病してもおかしくない病気だそうです。そのなかで最近、注目されているのが 「 Well-being ( 幸福 )」という言葉です。
私は、金銭的に豊かな時に心が大変な状態でした。それをどうすれば良いか分かりませんでした。いつも、数字、品質、そして、納期に追われていました。どうする事も出来ませんでした。週末になると、明石海峡と淡路島が見えるレストランで、モーニングを食べて、海をじっと見つめて、大きなため息をついていました。次第に、胃の痛みを抱える様になり、通院して、胃腸薬を飲むようになりました。そして、どんどん痩せていきました。最初の会社を辞める頃は、あまっていた定食の券で、うどんを食べていました。うどんを4~5本すすって、後は捨てていました。昼ご飯を食べるのも3時ぐらいでした。1分1秒が勝負でした。先上げ( 量産商品の一番初めの商品 )の管理と、CAD、そして、仕上げプレス、様々な素材の商品にアイロンをあてるので、神経を集中しないといけませんでした。負けず嫌いだった私は、数字ばかりに、こだわり過ぎていた様に思います。その後、会社をドクターストップで退職しました。
何度も入退院を繰り返して、何度も社会復帰しました。その後、働いていた人材派遣会社で、過労から入院したので、労災の書類が出ました。その時、精神科のケースワーカーに、その書類を見せました。すると、その次の面談でケースワーカーが障害年金の書類を持ってきました。労災と障害年金とダブルで申請する事は出来ないそうです。私の場合は障害年金の方が良いという事で現在も基礎厚生障害年金を受給して、就労継続支援B型に通所しています。
就労継続支援A型、障害者雇用、一般就労など、働き方は様々ありますが、私の場合、制度を利用しながら無理なく生活していける方法を選びました。他にも様々な制度がまりますので、分からい事は医療の専門家・福祉の専門家に尋ねてみて下さい。
ひまわり君
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