薬との付き合い方
私は、精神科の薬と循環器科そして甲状腺の薬を飲んでいます。私が体の異変を感じだしたのは24歳の時でした。学生時代に水泳で体を鍛えていたので体力には自信がありました。当時は、現在の様に働き方改革の時代ではありませんでした。「24時間働けますか?」などのキャッチフレーズが流行った時代でした。朝9時半から仕事を開始して、終電で帰る毎日が続いていました。 冬のある日、体調不調から薬局で風邪薬を買って、それを飲みながら仕事をしていました。納期に追われる毎日でした。それから、しばらくして体にしっしんができました。病院に行ってみると風疹でした。しばらく、自宅療養をしてから入院しました。なかなか体の状態は良くなりませんでした。40日間の入院でした。胃カメラ・腸の検査をしました。その後、様々な事がありました。数年が経過して、阪神淡路大震災がありました。その時、地震で壊れた街を明石からポートアイランドまで、原付で毎日通いました。その年の暮れ、過労からドクターストップで会社を退職しました。
それから、様々な病院を転々としました。ある日、救急でたどり着いた病院で、全部、薬の副作用です。専門医をたずねなさいと医師に言われてから、精神科に通う様になりました。その頃の薬は副作用も多く大変でした。薬の調整にも長い時間がかかりました。現在、私は54歳ですが薬があってきたのは最近です。現在の薬は副作用も少なくなってきました。甲状腺や循環器の薬を飲まないといけないのに、安定剤ばかりを飲んでいた頃もありました。また、中年になると体の不調が出てくるので内科の薬の調整も必要になってきます。その時に役立つのが、かかりつけ薬局です。私は、内科の薬局と精神科の薬局に、それぞれ、かかりつけ薬局があります。最初の頃は、薬の調整をするのに大変な思いをしましたが、現在は、お薬手帳という便利なものがありますので、それぞれの薬剤師がお薬手帳をもとに薬の管理をしています。入院する事は悪い事ばかりではありません。思い切った薬の変更をする場合は入院した方が良い場合もあります。また、クリニックに通ってらっしゃる方は、クリニックであれば主治医にいつでも会えるので、メリットがあります。大きな病院だと予約を取り直さないといけない場合もあります。どちらが良いかは個人の自由です。
ひまわり君
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