細く長く、無理なく、コツコツと・・・・・・。
私達のお父さんの様な相談員の男性がいました。もう80歳ぐらいかもしれません。その男性が精神科の世界に入った頃は薬もなく、「滝に打たれて治しなさい。」という様な時代だったそうです。私が若い頃は薬はありましたが、精神分裂症を代表として、様々な偏見があった時代です。薬も副作用がひどかったです。隔離室は鉄格子でトイレはむき出しの和式トイレでした。トイレットペーパーもなく紙のたばが置かれていました。そんな時代でした。最近は、隔離室にしても普通の部屋が多いので快適な空間になったなと思います。
私は福祉作業所でメンバーとして働いています。それで職員に言われたのが、精神の病の方は隠して治すので、資料があまり豊富ではありませんとの事でした。私は福祉作業所のスタッフの協力と、主治医と病院のスタッフ・当事者の人の協力で、当事者研究を書き上げました。その頃は、画期的な書物でした。それを書き上げた時に、燃え尽き症候群みたいになったので、その私達のお父さんの様な相談員の方に相談しました。すると、「細く長く、無理なく、続けられる趣味を持ちなさい。」と言われました。それは、私の場合、英会話と当事者研究でした。今は、「ピアポの会」に所属しているので、「ピアポの会」の広報を担当する事になりました。それで、インターネットで様々な話題について、記事を書いています。この仕事を「細く長く、無理なく、コツコツと続けていきたいと思います。」
ひまわり君
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