「 ぼち・ぼち 」
私は、週に1回、今、通所している福祉作業所の代表と面談をしています。私達は関西人ですが、関西には良い言葉があります。「ぼち・ぼち。」 客「儲かってますか?」店の人「ぼちぼちでんな。」 ( まあ まあ ですよ )といった意味。
「ぼちぼち。」には、とことんやらない。そこそこといった意味があります。これは、「Take it easy.」 や 「let's easy going 」の様な意味に近いです。 何事も頂点を極める事も大事な事ですが、まわりの人との距離感を大切にして、無理なく過ごす事も大切です。私がそれを痛感したのは、福祉の世界に入ってからです。
(例えば)
ハリネズミとハリネズミは、くっ付き過ぎるとケガをします。だから、適度な距離を開けないといけません。
自分にも時間が必要な場合は、相手にも時間が必要です。その様にして少しずつ信頼関係を積み重ねる事が大切です。この病気は、時薬・人薬と言います。時が解決してくれる事もありますし、人の助言で解決する事もあります。要は頑張り過ぎない事です。明日に余力を残す事がポイントです。また、短期的な考え方をしないで、長い目で見て、日々の課題に取り組んで行く事が大切です。
私は様々な人とのつながりで、自分一人では困難な事を対話の力で乗り越えてきました。私は、人との対話の時間を大切にしています。私が一番恵まれているのは時間です。社会人の時は時間に追われていましたが、今は自由になる時間がたっぷりあります。それが私の財産です。
ひまわり君
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