パリオリンピックで感じた事
パリオリンピックが終わりました。池江 璃花子選手は、私に生きる力をくれました。池江選手は、悔し涙を流していましたが、彼女の泳ぐ姿は感動を与えてくれました。また、体操男子団体戦の模様は、涙なしでは見れませんでした。不可能かと思われた事も彼らのひとりひとりの力と、全員の一致団結した自分達を信じて疑わない心が彼らを金メダルへと導いてくれたのだなと思いました。人生の大半を苦しい練習に費やしてきたオリンピアの人達は悔しい結果に終わった人達も、喜びの涙を流した人達も、私の人生を明るく照らしてくれました。
私は、これからという時に、この精神疾患、そして、甲状腺機能低下症・冠攣縮性狭心症になりました。私は、世の中を恨んだ事もあります。しかし、悪い事ばかりではありませんでした。病気を理由に会社を退職しないといけなかったので、病気療養生活と、社会復帰を繰り返してきました。その為、様々な会社を渡り歩きました。それぞれの会社で様々な事を学びました。人生には無駄な事などないと私は思います。製図・CAD・内勤・営業・ホームページの作成など様々な事を学びました。その経験が今、役に立っています。その時は分からなくても、私も54歳になり当時の事を冷静に振り返る事の出来る年齢になりました。
天才とは自分の生きる道で、どこまでも、努力を続ける事の出来る人達だと私は思います。「能力のある者より意思のある者の方が多くの事をなす。」この言葉を高校生の時に新聞のコラムで見付け、この言葉を胸に10代・20代を過ごしました。人それぞれ、役割があるのではないかと私は思います。私は、現在、回復した当事者として、学生・専門職の方・当事者の人達と交流しています。人それぞれ、その人しか出来ない事があるのではないかと私は思います。
ひまわり君
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