冠攣縮性狭心症 (インターネット参照)
● 冠攣縮性狭心症は、冠動脈の痙攣によって一時的な狭窄を生じ、心臓の筋肉の血流が悪くなる疾患です。この病気は、日本人に多く、突発的に朝方に発作が起きることが特徴です。 以下は冠攣縮性狭心症についての詳細です。 (症状)冠攣縮性狭心症の代表的な症状は発作です。胸が痛み、苦しくなることを指します。この胸の痛みは持続的で、胸がぎゅっと締め付けられるような一過性の痛みです。1回の発作は5〜10分間といわれており、時間が経過すると症状は落ち着きます。 (原因) 冠攣縮性狭心症の原因はまだはっきりと分かっていませんが、飲酒や寒冷が関与していると考えられています。前夜に飲酒した翌朝に発作が起きることが多いため、お酒の代謝物質が血管のけいれんを引き起こしているのではないかといわれています。また、寒い時季に発作が多く、暖かくなってくると発作が減ることから、寒いと血管がけいれんしやすいのではないかとも考えられています。
(検査方法) 冠攣縮性狭心症の基本的な検査は、労作性狭心症と同じです。ホルター心電図の検査で心電図変化と症状が一致していれば、診断に大きく前進するといえます。場合によってはカテーテル検査で、冠動脈の痙攣を誘発するようなテストを行うこともあります。
(治療方法) 冠攣縮性狭心症の治療は外科手術などの必要がなく、薬の服用だけで治療が可能です。内服薬としてカルシウム拮抗薬が使用されます。発作を防ぐことができ、比較的予後も良いため、早期に気づき診断を受けることが重要です。
● 私の場合、胸の痛みを感じてニトロを3回服用したところ気分が悪くなった事がありました。血圧を測ってみたら、上が80、下が60になっていました。次の日、循環器科を受診したところ精神的なストレスからの胸の痛みだったという事が分かりました。それから、ニトロを服用する場合、血圧を測定してから服用する様にしました。血圧が高い場合は、ニトロを服用して、血圧が低い場合は精神科の頓服を服用する様にしました。精神科の近くには精神科に詳しい薬局があります。内科の近くには内科に詳しい薬局があります。2つのかかりつけ薬局は、お薬手帳で薬の飲み合わせをしています。何か問題がある場合は、検査をして薬の調整をします。お薬手帳を持たない方は、飲まないでいい薬を飲む場合があります。
(例えば)
● 薬を服用する時の胃腸薬が処方される場合があります。(内臓に負担がかかるから)お薬手帳がない場合、この様な薬が複数の病院で出る場合があります。また、薬と薬がケンカする場合があります。また、グレープフルーツジュースを飲んではいけない薬。飲酒・たばこをやめないといけない場合など。病気・症状・薬の種類によって様々な注意点がありますので、分からない事は医師・薬剤師にお尋ねください。
ひまわり君
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