時代

 私が聞いた話によると、昔の精神障害の世界は、薬もなかったそうです。その頃は「 滝にうたれて治しなさい。」という時代だったそうです。私が精神疾患になった頃はあまり良い薬がありませんでした。副作用が強く、口がカラカラに乾いたり、手足が震えたりと大変でした。今の時代は、良い薬が沢山できて、すぐに治るから自分はもう治ったと勘違いして、薬を勝手にやめるから再発するのではないかと思います。私の病は非定型精神病なので、無理をしない事とストレスを避ける事が大切です。そうすれば再発しないで安定して暮らせるそうです。  

   この病気と上手く付き合っていくには、薬をきちんと服用する事と、デイケア・作業所などに通い規則正しい生活を送る事です。私の場合は、WRAP( 元気・回復・行動・プラン )が良かった様に思います。薬以外の対処法を覚えました。調子が悪い時は頓服を服用する事もありますが、道具箱を活用する事で、薬の減薬にも成功しました。薬を減らす場合は私の場合、日中、眠たくなるので血液検査をして、血中濃度を測ります。その上で薬の調整をしていくので安心です。また、精神科の薬局と、内科の薬局がそれぞれの薬の飲み合わせをチェックしてくれます。だから、安心です。足もつらなくなり、体の筋肉が柔らかくなりました。薬には作用と副作用があります。副作用が強い場合は、副作用止めがあります。分からない事がある場合は、医師・薬剤師・看護師・栄養士・ケースワーカーにお尋ね下さい。                                         

                                                                                                                               ひまわり君

明石ピアポの会

第1・第3・第5(金)明石市勤労福祉会館(あすく)で 電話相談・面談を行っています。 AM 10:00 ~ PM 2:00 TEL 078-945-5651 明石ピアポの会定例会  第2・4(火)ピアスペース西明石 PM 4:00 ~ 5:00 参加される場合は御連絡ください。 TEL 078-920-8124 担当 田村

0コメント

  • 1000 / 1000